今年の2月27日に、「教えて!gooウォッチ」で下記の取材記事がアップされました。
内容をざっくり説明すると、「安さに飛びついてたくさん買うよりも、本当に自分が満足するものを買うのが長い目で見て『お得』」。
意志が強い人にとっては当たり前っちゃ当たり前の話なんですけどね。
「何%OFF」とか言われると、大して欲しくもないのに買ってしまった経験は誰しもあるのではないでしょうか。
そんな私は、買う予定のなかったマットレスを先日購入!
決算セールに躍らされたからだって?
いえ、結論から言えば大満足です!!
オーダーメイド枕の店「まくらぼ」
数年前から、「まくらぼ」のオーダーメイド枕を愛用しています。
「まくらぼ」は、都内7店舗ほか、全国11県に実店舗を構えるオーダーメイド枕の専門店。
2万5000円(税抜)で、一人ひとりの頭の形や寝心地に合わせて材質を選び、自分だけの枕をつくることができます。
注目すべきはその保証期間。
枕は使い続けるうちにへたってきますが、「まくらぼ」ではなんと永久に調整無料なのです。
これが「まくらぼ」を選んだ決め手でしたね。
今の枕が本当に永久に使えるかどうかは疑問ですが……。
3ヶ月に一度、枕の調整をしに来店します。
待っている間はベッドで横になっていてOKなのですが、ここで出会ったのが「SAMURAISLEEP®」でした。
SAMURAISLEEP®とは?
まくらぼ独自のマットレス、「SAMURAISLEEP®」。
理想の寝姿勢は、体が地面と平行になる状態だといわれています。
マットレスがやわらかすぎると体が沈んで寝姿勢が崩れるし、硬すぎると肩や腰に負担がかかることに。
我が家のマットレスは8年目。
フランスベッドの展示会でゲットしたそれなりに良い品です。
なんだか最近朝起きるたびに疲れを感じていましたが、どうやらマットレスがへったっているせいだと推察しました。
SAMURAISLEEP®はダブルウェーブ構造で、丈夫でへたりにくく、体が必要以上に沈むのを防いでくれます。
特殊な保温素材を使っているので、寝ていると体がポカポカしてきます。
裏面はメッシュ構造で涼しく、夏場はこちらの面を使用してください、とのことでした。
生まれ変わったような爽快感に驚き!
なんだか回し者みたいになってきましたが、実ははじめて店員さんから案内されたとき、「結構でーす」と軽くあしらってしまったのです。
だって高いし……シングルで約15万円ですよ。
でも、その帰り道。
なんだか体がとっても軽い!
明らかに、今までに味わったことのない感覚でした。
これはほんの数分前、調整を待っている間に軽く眠ってしまったせいでは?
いや、それしか考えられない。
そのときの爽快感が忘れられず、SAMURAISLEEP®の虜になった私でしたが、悩んでいるうちに増税を迎えたため、一旦は断念。
こういった経緯で迎えた決算セールなのでした。
もちろん即購入です。
オーダーメイド枕の選び方
最後に、軽くオーダーメイド枕の選び方を私なりに伝授致します。
まず、2年ほど使ってみてわかったのは、【枕だけ変えても肩こり・腰痛改善は期待できない】ということです。
余裕のある人は、マットレスとセットでの購入をオススメします。
その上でご覧ください。
その1:相場は2万5000円〜3万円
セミオーダーといって、自分で高さを調整するタイプの枕の場合、もう少し値段を安く抑えることが可能です。
ですが、それでも価格は1万円前後。決して安くはない買い物ですので、それならば思い切ってフルオーダーにしたほうがよいのではないか、というのが私の見解です。
そうなると、やはり最低でも2万5000円(税抜)はかかってきますね。
その2:保証期間つきの枕がオススメ
オーダーメイド枕は、お店に持っていき、調整してもらいます。
当然ですが、お店のマットレスと自宅のマットレスの硬さは異なりますね。
そのため、一度の調整でピッタリと自分にフィットすることはまず無いでしょう。
保証期間つきの枕なら、期間中は何度でも調整が可能です。
一般的な枕の寿命は3〜5年、オーダーメイド枕の寿命は5〜10年くらいといわれているので、最低でも5年くらいは保証があると安心なんじゃないでしょうか。
その3:自宅近くに実店舗があるメーカーのものを選ぶべし!
オーダーメイド枕は、一般的な枕に比べて1.2〜1.5倍くらいの大きさです。
これを、専用のケースに入れて店舗に持っていくわけです。
自家用車がある人は気にしなくてOKですが、電車利用者だと地味にツライ。
かさばるので邪魔だし、若干恥ずかしいです。
荷物が増えるから、帰りに寄り道もしづらい。
定期的に通うことを考えると、近ければ近いに越したことはないですよ。
まとめ:ビジネスに応用できそう
今回学んだのは、「どんなに上手いセールストークをされても心は動かないが、体験することであっさりと財布のヒモは緩む」ということでした。
大体どのベッド売り場でも寝心地を確かめることはできるけれど、お布団を被って熟睡……とまではいきませんよね。
「まくらぼ」では調整を待っている間、合計10〜15分ほど放置されます。
たまにイビキをかいている人もいるほど。
このスタイルが功を奏したのではないかと思いました!
だから、自分がビジネスを展開する際も、出し惜しみをせずどんどんユーザーに実体験させることは重要ですね。
寝具が変わったことで、これから自分自身にどんな変化があるかも楽しみです!