「教えて!gooウォッチ」で記事が公開されました。
実は、取材前に自分なりに仮説を立てていました。
年の差婚でよく指摘される問題点は、介護。
ふたりで過ごせる甘い時間なんてごくわずかでは?というものです。
でも、同世代同士で結婚したとしても、幸せな時間が長く続くとは限りませんよね。
パートナーが明日亡くなってしまうかもしれない
交通事故に遭って介護が必要となるかもしれない
若年性認知症になって、何もかも忘れてしまうかもしれない
だから結局は、自分ひとりでも自分のことを幸せにできる人じゃないと、
年の差婚だろうが同世代婚であろうが、うまくいかないんじゃないかなぁって。
そう考えると、年の差婚特有の問題点なんてあるのか?と考えていたのですが、
取材させていただいて、いろいろと気付かされました。
年の差婚夫婦特有の問題点とは?
要約すると、「金とセックス」ですが、お金のことは記事内で書いているので省略します。
ちなみに「セックス」には性行為という意味もあるけれど、「生物学的な性」という意味もあります。
「社会的性差」という意味を持つ「ジェンダー」の対義語として使われたりしますね。
ジェンダーとは、いわゆる「男らしさ」「女らしさ」。
例えば、デートや告白は男性がリードすべきであるとか
女性は慎ましく、いつも小奇麗にしていなきゃいけない、といった価値観のことです。
年下の男性を好きになってしまって、自分の年齢を気にするあまり、思うようにアプローチできないという女性は多いようです。
これは、「男は若い女が好きだから、どうせ相手にされない」「付き合ったとしても、いずれ浮気される」という思い込みからくるものです。
つまりジェンダー的価値観の一種なのです。
女性たち自ら、「若くない女に価値はない」と定義づけてしまっているわけですね。
というか、そういうことを言っている人は同世代の男性にも結局アプローチしませんからね。
ああ嘆かわしい。
とはいえ、あらがえない問題もある
一方セックスは、男女の身体の構造のちがい。
今回の場合、「閉経」について挙げています。これは男性にはない、女性特有の問題点です。
「男性の場合、加齢により精力は衰えますが、子どもを持つことは不可能ではありません。しかし、女性の場合は閉経があるので、よりシビアになります」(中村さん)
日本人女性の平均的な閉経年齢は約50歳。個人差はあるが、閉経後に膣の乾きや性交時の痛みを感じる女性は多く、パートナーと心が離れてしまう要因にもなり得る。
と、記事のなかでも紹介しています。
年下男性を好きになり、「でも私にはいつか閉経があるし……」とまで考えている女性は少ないはずです。
先程のジェンダー的価値観は気にする必要ないですが、現実的に考えたほうがいいのはコッチです。
子どもを持つことは諦められるかもしれないけど、パートナーに「女」として扱ってもらえなかったら悲しいですよね。
女性が幸せになるのに必要なことはなんだろう?
とはいえ、個人差があるので、大丈夫な人は大丈夫なのだとか。
また、ホルモン補充療法などで改善する場合もあるので、産婦人科に相談してみるのもひとつの手です。
しかし、ホルモン補充療法は保険適用ですが、ある程度の出費は避けられません。
あと、女性の「美」を保つには正直金がかかる。
だから結局、女も経済力なんですよ!!
それと、「この人に捨てられたとしても私は私である」という揺るぎないものを持つことですかね。
なかなか難しいけど。
ちなみに、取材した先生が言っていたのはふたつ。
「10歳くらいの年の差なら、女の魅力でなんとでもなる」 「二回り以上の年の差なら、結婚しないで付き合ったほうが女にとっては幸せかも」
身も蓋もないですが、結局は自分自身で決めること。
世間の声にまどわされず、自分なりの幸せを見つけられるようにがんばりましょう!