失恋の痛みから手っ取り早く立ち直る方法は?

活動報告
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「教えて!gooウォッチ」で取材記事が公開されました。

恋の痛手はどうやって癒やす?投稿主の失恋エピソードに反響続々!
誰もが経験のある恋の痛み。「時間が解決する」とはよくいうが、失恋の真っ只中にいると、この苦しみが永遠に続くような気になってしまうもの。「教えて!goo」の「恋を諦めた人いますか?」という質問にさまざまな意見が寄せられているので、現在まさに傷...

 

時間が経てばケロッとしているものですが、それまでが長いんですよね。

私もいろんな人に迷惑をかけてきました……みんなありがとう。

そこで、実体験を元に、恋の痛手を癒やす方法として効果があったもの・なかったものを紹介します。

 

失恋から立ち直るまでの3ステップ

その前にまず、失恋から立ち直るステップは以下の三段階と考えます。

 

ステップ1:どす黒い感情を吐き出す、後悔しまくる

ステップ2:ほかに夢中になれることを探して気を紛らわせる

ステップ3:次にどう生かせるかを考える

 

ステップ1を踏まずに、ステップ2へ行ってしまっている人が多いように感じます。

きちんと自分の感情を吐き出さずにいると、何をやっていても楽しくないわ、

苦しみが長引くわでいいことありません。

ステップ2と3は逆になっても構わないと思いますが、

ステップ3はある程度時間を置いて冷静になっていないと無理なので、

どす黒い感情を吐き出すだけ吐き出して、愚痴の内容が堂々巡りしてきたら、

少しずつ楽しいことをはじめた方がいいですね。

 

以上を踏まえてコチラ!

 

効果がなかったもの

次の出会いを探す

いきなり最悪です。

「男で出来た傷を癒やすのは次の男!」なんて昔から言いますが、

まだ傷が癒えてないうちに出会いの場(合コンや婚活パーティーなど)へ出向くのは絶対にやめましょう。

 

100歩譲って超イイ男が自分を見初めてくれたという夢展開があるなら話は別ですが、そうでない場合、

「やっぱり彼の方がよかった……」「もうあんな人には二度と出会えないんだ……」という思考になりやすいです。

 

また、たとえよい出会いがあったとしても、

「この人と出会うために前の別れがあったんだわ!(キラキラ)」とおめでたい発想になり、

あまり間を空けずに次の人へ行ってしまっては、自らを省みる時間がありません。

また同じ失敗を繰り返す可能性大です。

 

スポーツを始める

私はボクシング&キックボクシングを習い始めました。

やはり身体を動かしていないとネガティブ感情は消えませんから、一見いいようにも思えますよね。

でも、運動をしている間と終わった直後はいいのですが、その後すぐ負の感情に苛まれて、私にはあまり効果はありませんでした。

 

理由としては、たぶんステップ1の途中だったのと、

ボクシング自体にそれほど楽しみが見い出せなかったからだと思います。

白状すると、「スポーツの得意な爽やかイケメンに出会えるかな?」という不純な動機で始めてますからね。

現に、その後2年間続けましたが、「夢中になった瞬間」ってほとんどありませんでしたね。

 

でも、失恋後に始めた趣味が一生の趣味になったという人は大勢いますから、

何か新しいことを始めるきっかけとしてはとてもよいと思います!

 

映画館、カラオケなど

上記に同じ。せっかく行ったのにあまり楽しめませんでした。

 

カウンセリング

これについては人選が超!重要です。

無料だったし文句は言えないんですが、終始「うんうん、分かる分かる」といった同調型の人だったので

特になにも解決しなかったなー。以下、実際の会話です。

 

私:「私、自己肯定感がすごく低いと思うんです。原因として思い当たるのは小中学校のある出来事で。

でも、自分ではそんなに引きづっているつもりはないし、自己肯定感を高めろと言われても何からしたらよいか分からないんですよね」

カウンセラー:「いや、それが自分でわかっているだけスゴイですよ!」

 

・・・・・・・

 

いや、そこ褒められてもなんの励みにもナラネー。

 

 

効果があったもの

気を取り直して参りましょう!

 

本を読む

自己啓発本を読み漁りましたねー。

心に寄り添ってくれる言葉が詰まっているし、自分という人間を振り返るには最高のツールだと思います。

心理学のワークみたいなのもたくさんやりました。それが次。

 

ノートに感情を書き出す

「何がいけなかったか」「どうして欲しかったか」「自分の長所と短所」「子どものころの親との関係」などを書き出していました。

注意点としては、書いたからといってすぐにスッキリするわけではありません。

今、当時のノートを見返してみたけどなかなかの闇です(笑)

 

書くことで感情が整理されて、時間が経つにつれてブラッシュアップされる感じですね。

たとえば、最初は自分の長所を2〜3個しか書けなかったけど、何度もやるうちに短所と同じくらい書けるようになったりとか、

自分が認識していた「短所」は表面的なもので、実はもっと本質的にマズイことが隠れていたことに気づいたりとか。

 

たとえば、数年前のノートには、

短所「なんでもネガティブに考える」「起こってもいないことで不安になる」と書いてあったんですけど、

ネガティブという思考自体はそれほど悪いことではないですよね。

自分の頭の中だけで行われていることなら、誰かに迷惑かけるわけでもないし。

 

私の場合、本当の短所は「人に期待しすぎ」。

だから勝手に裏切られたような気分になるんですよね。

ちなみに、これは現在も続けているので、まだ自分でも気づいていない致命的な欠点があるかもしれません。

 

信頼できる友達に話を聞いてもらう

最大の特効薬はコレでした。

注意点としては、「ちょっとグダグダになっちゃうかもしれないんだけど聞いて〜!」と前置きし、

「聞いてくれてありがとう。元気出た」と感謝をして締めくくること。

「他の誰にもこんな話はできないけど、あなただから聞いてほしかった」という言葉を加えればなおグッドです。

 

他人の愚痴なんて聞いても面白くもなんともありません。

それでも嫌な顔ひとつせず聞いてくれる人に対して、垂れ流すように

「でもさ〜でもさ〜〜」と延々続ける人がいますが、嘘でも最後に前向きな言葉を伝えることは最低限の礼儀だと思います。

「友達だから許してくれるだろう」と思っている人は気をつけましょう。

 

カウンセリング

「効果がなかったもの」のところでも挙げていましたが、こっちはきちんと信頼できる人にお願いしました。

これが冒頭で述べたステップ3になるのですが、失恋から数ヶ月経って、傷は癒えたけどなんかモヤモヤしてたんですよね。

 

どんなとき、以前からブログを愛読していたカウンセラーの方にカウンセリングを申し込んで、

「私は他人の時間を奪うことに罪悪感がない人のことが許せません。一番許せないことをされていたのに、嫌われたくなくて見て見ぬふりをしたことが一番の問題だったと思うんですけど、どう思いますか?」

と伝えたら、「その通りです」と肯定してもらえて、それでようやく腑に落ちました。

 

それ以来、他人から許せないことをされたときでも自分の意見を言えるようになったので、これは本当によかったです。

 

まとめ

タイトルの、「手っ取り早く立ち直る方法」ですが、答えは「無い」ですね。

時間はかかりますが、自分を成長させる材料になることに間違いないので、周りの助けを借りながら乗り越えてほしいと思います。