6月に入って二週間が経ち、公園や交通機関、商業施設など、あらゆる場所で目に見えて人が増えてきましたね。
テレワークを導入していた企業も、多くは6月1日から通常営業に戻したと聞きます。
感染リスクを最低限に抑えるための「新しい生活様式」も、定着までには時間がかかりそうです。
そもそも、ここ日本には、新しいことに順応できない人がとても多い。
それもそのはず、子どもの頃から、「みんなと同じであること」「ひとつのことを長く続けられない奴はダメ」と教え込まれますから。
長く続けることでしか見えない景色もありますが、一方で、「ひとつのことしか経験しないこと」の弊害もあります。
【仕事編】【恋愛・趣味編】でそれぞれ考えてみました。
【仕事編】今の会社しか知らない人が陥りがちなこと
長年同じ会社に勤めていて、頭が凝り固まっている人!つい他人に心無い言葉を浴びせてはいませんか?
- 自分の会社の常識が世間の常識だと思い込む
- 新しく入ってきたスタッフに対して「なんでこんなこともできないの?」とよく思う
- 丸投げしておいて、うまくいかなかったら相手のせい
- 自分の教え方、言い方が悪いという発想自体がない
- 右も左もわからない相手に対して「わからないことがあったら聞いて」とよく言う
- 「普通は〜」「常識的に考えて〜」が口癖
- 「どうしてこの作業が必要なんですか?」との質問には、「今までずっとこのやり方だったから」と返す
- 中途採用者に過剰な期待をしており、「最初は誰でも初心者」ということをわかっているようでわかっていない
大企業だと毎年新人が入社してきたり、異動があったりするので、常に新鮮な気持ちで働き続けることも可能かもしれません。
上記は、中途採用者がたまに入ってくる程度の中小企業で、権力を持っている人に多い考え方ですね。
お前の狭い常識を押し付けるんじゃねえよ
と言ってあげたいところですが、こういう人に話は通じない(実体験)のでスルーしましょう。
ただ、当然ですが、ひとつの会社に長く勤めている人全員が、こういう考え方をするわけではありませんね。
その違いは、仕事以外の日常生活にあるのではないかと思います。
【恋愛・趣味編】挑戦しない人に未来はない
「ひとつの会社を長く続けられない奴はダメ」的価値観を持っている人は、普段から新しいことにチャレンジしていません。
その特徴はコチラ。
- 趣味と呼べるものがない
- 楽しくない習い事だが、辞めるタイミングがわからず何となく続けている
- 海外にほとんど行ったことがない
- 一人で出かけることはほとんどない
- 一人暮らしの経験がない
- いつも頼む定番メニューや、行きつけ店がある
- 気になる異性がいても、基本は向こうからのアプローチ待ち
- 「元カレ(元カノ)はこうだった」とよく言う
- 異性を一括りに見て、「男ってさ〜」「女ってさ〜」と言いたがる
- 自分の少ない恋愛経験を友人に当てはめ、上から目線でアドバイスする
特筆すべきは、「趣味がない」「海外にほとんど行ったことがない」点ですかね。
特に年齢を重ねてから新しい趣味を始めると、恥をかくこともたくさんあります。
一回りも二回りも年下の子どもが、自分の何倍も上手くこなすのを間近で見たりだとか。
でも、そこを踏ん張って練習を重ねるから、上達するわけです。
それに、日本の常識が世界で通用しないことなんて、ごまんとあるじゃないですか。
ガイドブックである程度予習できても、思いもよらぬことってたくさん起こるじゃないですか。
普段どれだけ自分が周りの人に支えられて生きているかにも気づくことができるじゃないですか。
人それぞれ文化も考え方も違って当たり前。
口に出さなきゃ何も伝わらない。
こういうことを肌で感じたことがあるなら、他人に対して「なんでわからないの?」「普通わかるでしょ」という言葉って、出てこないと思うんですよねぇ。
まとめ
コロナ禍の中、一番強く感じたのは「こんな時代だからこそ人に優しくありたい」ということ。
引き続き感染への備えは必要ですが、挑戦し続けることで、いろいろな立場の人の気持ちがわかるのではないかと思っています。
つい行動がワンパターンになりがちな人は、これを機に自分の行動を見直してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、海外旅行はパッケージツアーでなく、自分ひとりで計画を練って行くのがオススメです!